井納イタッ…大敗でDe連勝止まる

 「広島10-4DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 防がなければいけない一発だった。三回、1点を失ってなお2死一塁。DeNA・井納翔一投手はエルドレッドに対して、3球連続インハイの直球を投げてカウント2-1。サインに首を振って選択した4球目は、外角へのスライダーが甘く入る。打球はバックスクリーン右に消えた。

 「首を振って投げるからには、責任あるボールを投げることが重要。洞察力がまだまだ。未熟でした」

 痛恨の同点被弾に肩を落とす右腕。二回には安部の痛烈なライナーが右太もも外側に直撃するアクシデントもあった。以降は球が浮く。ラミレス監督も「前後でピッチングが変わった」と指摘した。

 2試合好投していた右腕は五回に勝ち越されて降板。その後は2失策が失点につながり、被安打17、10失点はともに今季ワースト。連勝は3で止まった。

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