西武、球団職員が大麻密輸容疑で逮捕

 西武は11日、営業部門の男性社員(30)が大麻取締法違反(輸入)容疑で4月4日に警視庁に逮捕されたと発表した。既に起訴され、5月6日に保釈されて自宅待機中。1月から正社員になっていたという。球団は名前を公表していない。

 球団によると、成田空港の税関が、米国から送られた本人宛ての郵便物から見つけたという。男性職員は営業部で放映などメディア関連業務を担当していた。飯田球団取締役は逮捕から1カ月以上たっての発表となったことについて「捜査当局からの強い要請を受け、捜査に全面協力することで開示を控えていた」と説明した。

 プロ野球では野球賭博問題で巨人の4選手が処分を受けるなど、昨年から不祥事が続いている。居郷球団社長は「球界の信頼回復のためにみんなが一生懸命やってくれていた中で起きてしまったことは本当に残念でしょうがない。再発防止、さらなる教化をして信頼回復に努めていきたい」と話し、謝罪した。

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