巨人に朗報!打線の起爆剤クルーズ合流
「イースタン、ロッテ5-0巨人」(12日、ロッテ)
左足首の打撲で戦線離脱していた巨人のルイス・クルーズ内野手(32)が、13日のヤクルト戦(東京ドーム)から1軍に合流することが12日、決まった。イースタン・ロッテ戦(浦和)で実戦復帰し、「早く1軍でプレーしたい」と志願した。
この日は「3番・二塁」で出場し、3打数無安打。それでも、守備も無難にこなし「試合での動きは確認できた」と満足げ。視察した村田ヘッドコーチも「そりゃ、5番バッターが戻ってくるんだから大きいよ」とうなずいた。
出場選手登録は13日の患部の状態を見極めて最終判断するが、高橋監督も「足が問題なければ」と話しており、ゴーサインが出る見通し。ヤクルト戦は「5番・二塁」でのスタメンが濃厚だ。
クルーズは開幕から5番を打ち、勝負強い打撃でチームをけん引。だが、4月28日の阪神戦(甲子園)で自打球が患部に当たり、29日に出場選手登録を抹消。クルーズ不在の期間は得点力が低下し、10試合で3勝7敗と大きく負け越した。
「今後、ベストなプレーでチームに貢献したい」とクルーズ。この日は2位中日、3位広島が敗れた。助っ人が起爆剤となり、由伸巨人が首位の座を確かなものにする。