オリ惨劇22失点…投壊14四球
「ソフトバンク22-6オリックス」(24日、ヤフオクドーム)
惨劇というしかなかった。オリックス・ディクソンが三回途中7失点でKOされた。それだけでも痛いのに、四回はさらに悲惨だった。
3番手・大山は1死一塁から松田を三ゴロに打ち取ったと思ったが、この日、昇格したばかりの中島が失策を犯し走者2人が残る。そこから中村晃への四球で満塁とし、高谷に適時打、今宮に押し出し四球。2死までこぎ着けたが、本多、柳田に連続押し出し四球を与え降板した。
4番手のプロ2年目・鈴木優も内川に対してこのイニング4つ目となる押し出し四球。さらに長谷川に走者一掃の二塁打。続投した五回も2四球と4安打で4点を奪われた。
終わってみれば6投手で計17安打、14四球。03年8月1日のダイエー戦で29失点して以来の22失点だ。
福良監督は「先発が早く降りるとこういうことになる」とディクソンを責めたが、鈴木優には「悔しいと言ってた。その思いを糧にファームに行ってやってくれたらいい」と今後に期待した。