楽天・オコエ、無安打も盗塁には自信
「交流戦、楽天0-3阪神」(2日、コボスタ宮城)
楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=は、藤浪の前に3打数無安打だった。この日の早出特打では、藤浪の速球対策として、打撃マシンから約5メートルの距離で打ち込み。準備を万端に整えていたが、「低めの真っすぐに、インコースのツーシームが入ってきたり、対応できなかった」と悔しさをにじませた。
ただし、六回無死一塁から投ゴロに倒れたが、併殺は回避。次打者・岡島の4球目で鮮やかに二盗を成功させた。「ゲッツーは免れたので、しっかり決めたかった。グリーンライトでした。藤浪さんのモーションを見て、行けるかなと思った」と、このときばかりはちょっぴり自信をのぞかせた。