ハム大谷、リーグ戦でもリアル二刀流
日本ハム・栗山英樹監督(55)は13日、リーグ戦再開後も、大谷翔平投手(21)が先発登板時には指名打者を解除し、リアル二刀流で出場させるプランを検討していることを明かした。
12日・阪神戦で日本最速タイの163キロを連発した大谷は、打者としても打率・337、9本塁打と好調を維持している。指揮官は24日からのリーグ戦再開を見据え、「体の状態とチーム状況を見ながらだけど(指名打者解除も)考えてはいる」と、登板時の二刀流起用を示唆した。
大谷自身もリアル二刀流継続は望むところだ。5月29日・楽天戦から登板3試合連続で打席に立ち、3連勝中。「臨機応変に対応できないといけない」と覚悟を決めている。
指名打者制のない14日からのDeNA戦は代打として待機する。次回登板は指名打者制のない19日・中日戦。大谷は「しっかりやりたい」と気を引き締めた。交流戦の残り試合も快投、快打で締めて、勝負のリーグ戦再開に臨む。