De今永 オコエに脱帽「失投と思わぬ」
「交流戦、DeNA3-6楽天」(18日、横浜スタジアム)
素直に脱帽した。DeNAドラフト1位の今永昇太投手(駒大)が三回、オコエに投じた初球。内角高めの138キロ直球を、左中間スタンド中段に運ばれた。「年下に打たれた。きょうに関しては完敗です」と相手の力を認めた。
意図して投げた球だった。「失投とは思わない。ファウルか空振りをとりたかった。あれを一発で仕留められると苦しい」。痛恨の一打を、振り返った。
周囲から疲労を指摘される。4日のロッテ戦は3回KO。この日は4回4失点。初めて奪三振0に終わった。「きれいに投げようとし過ぎている。自分自身と戦って、相手が見えなかったところもあった」と分析する。
4月29日の阪神戦以来の5敗目。連勝は5で止まった。「ここで終わるならそれまでの選手。ここからがどうか見てもらいたい」。巻き返してみせる。