「ＤｅＮＡ４－９巨人」（２６日、横浜スタジアム）

　最終回の反撃も、焼け石に水だった。ＤｅＮＡ・モスコーソがギャレットに、３打席連続被弾。５回までに８点を失い試合は決していた。ラミレス監督は「３本塁打７打点。１人にやられた」と振り返った。

　打たれた３発はすべて直球系。直球主体の攻めも単調に映った。指揮官は「これまでインハイで抑えていた。配球面は問題ない。失投だった」と説明。３連敗のモスコーソに「検討しないといけない」と２軍降格も示唆した。

　主催３８試合目のこの日、観客動員数が１００万人を超えた。０５年の実数発表以来、球団最速での大台突破に「素晴らしい応援をしてもらっている」と感謝する。

　この日も満員のファンの前で受けた屈辱。実は巨人選手の３打席連続弾は、１０年のラミレス監督自身以来だった。「（それについては）あまり言うことはない」と唇をかんだ。