ヤクルト、オンドルセク問題で協議
ヤクルト・小川淳司SDは1日、秋田市内の選手宿舎で真中満監督と『オンドルセク問題』について協議した。ローガン・オンドルセク投手(31)は、6月26日の中日戦(神宮)で、味方の失策が絡んだ失点に激高。球団は首脳陣への暴力的な態度を問題視し、翌27日に出場選手登録を抹消すると同時に自宅謹慎を命じた。
オンドルセクはその後、球団幹部には謝罪。30日から2軍練習に合流しているが、これはあくまでも体がなまらないように球団が許可しただけで「謹慎自体が解けたわけではない」と小川SDは説明した。謹慎を解くまでは、2軍戦も出場は認めない方針だという。
奥村国際グループ担当部長を含めた3者会談は約1時間に及んだ。真中監督からベンチ内の事情を聞き取った一方で、現場にも謝罪したいという本人の意向を伝えた。ただ、謹慎解除の条件や期限は未定のままだ。
真中監督は「反省の色や改善の余地があるか、ファームでの様子を球団で確認してもらって(謝罪のタイミングや謹慎の期限は)決めてもらう」と慎重だった。秋田遠征を終え、帰京する週末以降にあらためて話し合うことになりそうだ。