DeNA筒香空砲2発…無言で去る
「DeNA6-13広島」(3日、横浜スタジアム)
2本のアーチも届かなかった。DeNAの筒香嘉智外野手(24)が4点差の初回に18号2ラン。6点差の六回は19号ソロ。諦めない姿勢は、今季最多の13失点の前に空砲に終わった。常に「打っても勝たないと意味がない」と話す男は無言で去った。
1試合2発は今季3度目だが、2試合目の敗戦。それでも前日の17号に続く量産体制。内角直球を左翼ポール際に運んだ18号を「うまく押し込むことができた」。内角カットボールを右翼上段へ運んだ19号を「内側からバットが出て捉えることができた」。広報を通じてのコメントに手応えをにじませた。
前半戦5割という目標へ、7勝2敗が必要となった。ラミレス監督は「不可能ではない」とキッパリ。頼みの主砲が不可能を可能にする。