井納128球目の失投「何とかあそこで…」DeNA連勝止まった
「巨人3-1DeNA」(8日、東京ドーム)
失投だった。同点の七回、2死二、三塁。DeNA・井納翔一投手が大田に投じた128球目のフォークが、落ち切らずに外角に甘く入った。決勝の左中間三塁打を献上。そのまま降板した。
「何とかあそこで踏ん張って、同点のままマウンドを降りないといけなかった」。淡々と振り返った。
ラミレス監督は「ストライクゾーンからボールに抜けるべきボールが、ゾーンに残った。歩かせても、次の阿部のところで田中を用意していた。失投が痛かった」と説明。四球OKの場面だったことを強調した。
球宴までの9連戦。目標の7勝2敗へ、3連勝でスタートしたが2カード目初戦で落とした。井納は「とらないといけなかった。あしたから相手は菅野君とマイコラス。ずばぬけた投手だから」と責任を一身に背負った。