2016.07.10

日本ハム・大谷　「（球宴登板）無理かと思う」と出場微妙に　右手中指にマメで緊急降板

７回、指のまめをつぶし、マウンドで吉井コーチ（手前左）と話す日本ハム・大谷。治療に戻りそのまま降板となる＝札幌ドーム

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　日本ハム・大谷翔平投手（２２）が１０日、７月１５日から開催される「マツダオールスターゲーム」の出場を辞退する可能性が出てきた。

　ロッテ戦を投手に専念して先発した大谷は七回１死から田村への６球目。四球を与えると右手中指のマメにより緊急降板。その後は、消毒と絆創膏（ばんそうこう）を貼り、処置を施し、ベンチでチームメートを応援していた。

　試合後「分からないけど、無理かと思う。（皮が）むけているので。（ボールを）握ってみないと分からない」と話した。ファン投票先発部門で選出されており、球宴を辞退することになれば規定により後半戦開始から１０試合、出場できないことになる。栗山監督は「（球宴まで）１週間はあるので、できる限りの準備はさせる」と話した。