創志学園が快勝で2回戦へ プロ注目のエース高田は登板せず
「高校野球岡山大会・1回戦、創志学園8-0津山東」(11日、倉敷マスカット)
春夏連続出場を目指す創志学園が快勝で2回戦へ駒を進めた。巨人、阪神などのスカウトが視察に訪れる中、エースの150キロ右腕・高田萌生投手(3年)の登板はなかった。
立ち上がりからブルペンで投球練習を行い登板に備えていたが、秋山竜彦投手(2年)が6回まで無安打投球の快投。長沢宏行監督は「いつでもいけるように準備はしていた。もっとガチャガチャした試合になるかと思ったけど、予想以上の好投でした」と大会直前の登録変更でベンチ入りさせた左腕の快投を称えた。
昨夏は高田をフル回転させ、決勝の終盤に逆転負けを喫しただけに「なるべく序盤は3人の投手を使いながら。クリアな状態で一戦、一戦を戦いたい」と指揮官。「高田の状態は上がってきている。プレッシャーのかかる場面での経験もあるから」とエースへの信頼を口にしていた。