センバツ準V・高松商がコールド発進 20年ぶり夏甲子園出場へ
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「高校野球香川大会・2回戦、高松商12-0高松北」(14日、レクザムスタジアム)
今春センバツ準優勝の高松商が、12得点の五回コールドで快勝発進した。
初回に6番・植田理久都内野手(2年)の2点適時打などで3点を奪うと、二回には2死三塁から主将の3番・米麦圭造内野手(3年)が左翼線へ適時二塁打を放ち、1点を追加。さらに四回、制球の定まらない相手投手から6四死球を選ぶなど打者12人で8点を奪い試合を決めた。
公式戦初先発の大熊達也投手(3年)が4回2安打無失点と好投。五回は美濃晃成内野手(3年)がマウンドに上がり、無失点に抑えた。
20年ぶりの夏の甲子園出場を目指し、まずは危なげなく初戦を突破。米麦主将は「打撃はまだまだ。初戦の緊張感で、いつも通りのプレーができなかった」と表情を引き締め、長尾健司監督(46)は「課題はあったが、まずは勝つことが重要。次は自分たちの持ち味のつなぐ野球をしたい」と話した。