清宮、第4打席は適時三塁打、初回に高校通算52号 4番・野村も2試合連続弾
「高校野球西東京大会・3回戦、早実-秋留台」(14日、ダイワハウススタジアム八王子)
昨夏の西東京大会優勝校で甲子園4強入りした早実は、清宮幸太郎内野手(2年)が「3番・一塁」で先発。三回裏の第4打席は18-0と大量リードで迎えた1死三塁の場面で右中間への適時三塁打を放った。
早実は続く「4番・三塁」の野村大樹内野手(1年)が2ラン本塁打を放ち、この時点で21-0とリードを広げた。早実は清宮、野村の3、4番コンビがそろって2試合連続本塁打を記録した。
清宮は残りの打席でシングル安打を記録すればサイクル安打達成となるが、四回裏の第5打席は1死から四球で出塁した。
早実は初回から猛攻。清宮は第1打席で無死一、三塁から中堅フェンス直撃の適時二塁打を放ち、早実が1点を先制。ボールカウント3ボール1ストライクからの5球目、緩い変化球をとらえた。
清宮はさらに1回裏の第2打席で高校通算52号となる右中間へのソロ本塁打を放った。9-0とリードした場面で、この回の2打席目を迎え、1ストライクからの2球目を外野スタンドに運んだ。
二回2死三塁での第3打席は右飛に倒れたが、これが今夏初の凡打となった。初戦の2回戦・啓明学園戦(10日)では高校通算51号となる本塁打を記録し、あとの2打席は四球。チームは11-1で五回コールド勝ちしている。