早実が24得点!2戦連続コールド勝利 清宮は先制二塁打&高校通算52号

 1回、清宮は(左)中越えソロを放ち、本塁へ向かう=ダイワハウススタジアム八王子(撮影・西岡正)
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 「高校野球西東京大会・3回戦、早実24-0秋留台」(14日、ダイワハウススタジアム八王子)

 昨夏の西東京大会優勝校で甲子園4強入りした早実が2試合連続のコールド勝利で4回戦へ進んだ。清宮幸太郎内野手(2年)は「3番・一塁」で先発し、初回に先制二塁打と高校通算52号本塁打を放つなど5打席4打数3安打3打点の活躍だった。

 早実は初回から猛攻。清宮は第1打席で無死一、三塁から中堅フェンス直撃の先制適時二塁打を放った。3ボール1ストライクからの5球目、緩い変化球をとらえた。

 清宮はさらに9-0とリードした場面でこの回の2打席目を迎え、初戦の2回戦・啓明学園戦(10日)に続く、高校通算52号となる右中間へのソロ本塁打を放った。1ストライクからの2球目を外野スタンドに運んだ。

 二回2死三塁での第3打席は右飛に倒れたが、これが今夏初の凡打。三回裏の第4打席は18-0と大量リードで迎えた1死三塁の場面で右中間への適時三塁打を放った。この回は続く「4番・三塁」の野村大樹内野手(1年)が2ラン本塁打を放ち、早実は3、4番コンビがそろって2試合連続本塁打を記録した。

 清宮は残りの打席でシングル安打を記録すればサイクル安打達成となったが、四回裏の第5打席は1死から四球で出塁した。

 清宮は試合後、「(本塁打は)甘いところをしっかり一発でとらえたので良かった。上がりすぎたかなとも思ったが、いったとは思った。相手のピッチャーが緩いカーブを投げてくるのは、投球練習を見ていて分かったし、練習でも緩い球を打ってきた成果が出ました」と振り返った。

 シングル安打でサイクル達成となった第5打席は四球を選んだが、そのことを問われると「ハハハ」と笑顔を見せながら、「ベンチの中で言われていたけど、気にすることなく打席に入った」と語った。

 清宮はまた、1年生4番・野村との2試合連続アベック弾について、「まだ1年生なのに粘ってためて打っている。いいホームランだった」と後輩を褒めたたえた。

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