早実・清宮 父への祝福弾 前日に克幸氏誕生日「その気持ちはちょっとありました」

 「高校野球西東京大会・5回戦、早実4-0国士舘」(18日、ダイワハウススタジアム八王子)

 注目のスラッガー・早実の清宮幸太郎内野手(2年)が第2打席で高校通算53号となる2ランを放ち、勝利に貢献した。打撃成績は4打席で2打数1安打1本塁打で2打点。父で、ラグビーのヤマハ発動機監督の克幸氏が17日に49歳の誕生日を迎えたばかりで、自らのバットで祝福した。チームは甲子園に出場した昨年に続く2年連続の準々決勝進出を決めた。

 1-0で迎えた三回、1死二塁から3球目を右翼席に運んだ。初球は高めに、2球目は外に捕手が構えて大きく外していたが、甘い球を逃さなかった。「(本塁打を)狙っていたというわけじゃないですけど」と振り返った清宮だったが、「打った瞬間入ったと思いました」と手応えは十分だった。

 父の誕生日の話題には、「よく知ってますね」と照れていた。バッティングでお祝いしたかったかと水を向けられると、「その気持ちはちょっとありました。良かったです」と笑顔を見せていた。

 清宮の今大会の打撃成績は以下の通り。

 ▽2回戦・啓明学園戦 四球、本塁打、四球

 ▽3回戦・秋留台戦 適時二塁打、本塁打、右飛、適時三塁打、四球

 ▽4回戦・明治戦 四球、死球、中飛、適時二塁打、一ゴロ

 ▽5回戦・国士舘戦 死球、本塁打、中飛、四球

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