大阪桐蔭が敗れる 3回戦で関大北陽に逆転負け 甲子園春夏連続出場逃す

保護者らにあいさつをする大阪桐蔭・西谷浩一監督=舞洲球場(撮影・石湯恒介)
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 「高校野球大阪大会・3回戦 関大北陽2-1大阪桐蔭」(21日・舞洲ベースボールスタジアム)

 春夏連続出場を目指した大阪桐蔭が、関大北陽に逆転で敗れ、3回戦で姿を消した。

 先発の高山優希投手(3年)は最速146キロを計測しながら2桁奪三振と力投したが、四回に4本の長短打を浴びて試合をひっくり返された。

 打線は三回に中山が先制のソロアーチを左翼席へ放り込んだが、以降は関大北陽の深い守備陣形に痛烈な打球がことごとくつかまった。西谷浩一監督は「ピッチャーとバッターをうまくかみあわせることができなかった。監督として生徒たちに申し訳ない」。わずか4安打1得点で力投した高山を援護することができなかった。

 この世代について指揮官は「いいものを持っているんですけど、監督が勝たせてあげられなかった。こういうゲームを監督が引き出してあげて、勝たせてあげないといけない。こういう負けになってしまって、生徒たちには本当に申し訳なく思っています」と唇をかんだ。

 対する関大北陽は先発した清水寛投手(3年)が変化球を丁寧に低めに集め、強打の大阪桐蔭打線をほんろう。最後まで危なげなく投げきり、価値ある1勝を手にした。

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