小豆島、春夏連続出場逃す 尽誠学園に逆転負け 来春からは統合で校名変更

 「高校野球香川大会・準々決勝 尽誠学園7-4小豆島」(21日、レクザムスタジアム)

 今春センバツに21世紀枠で出場した小豆島が尽誠学園に敗れ、春夏連続の甲子園出場はならなかった。

 小豆島は初回に4番・植松裕貴捕手(3年)のタイムリー二塁打で先制。二回にも3安打で1点を奪い、序盤は主導権を握った。

 しかし、大黒柱のエース左腕・長谷川大矩投手(3年)が中盤につかまった。四回に2点を失い同点に追いつかれると、五回2死三塁から尽誠学園の2番・高原潤哉内野手(3年)に勝ち越し適時打を献上。さらに六回には、相手エースの7番・渡辺悠投手(3年)に2ラン本塁打を浴びるなど3点を失った。

 小豆島は5点ビハインドの八回に6番・阪倉直貴外野手(3年)が左翼芝生席へ2ランを放つ粘りを見せたが、反撃もそこまでだった。

 小豆島は来年春、島内のもう一つの高校、土庄と統合され「小豆島中央」に生まれ変わる。その直前に初の甲子園となるセンバツ出場を果たし、島は大フィーバーに沸いた。現校名で出場できるのは秋の大会が最後となる。

 “最後の夏”は準々決勝敗退となったが、エース・長谷川は「笑顔でプレーできた。多くの人たちが自分たちを応援してくれて、楽しい3年間だった」と話した。

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