報徳の中本がノーヒット・ノーラン寸前の快投
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「高校野球兵庫大会・5回戦 報徳学園3-0東播磨」(23日、ほっともっとフィールド神戸)
報徳学園が完封で東播磨を下し、8強進出を決めた。先発した中本光紀投手(3年)が、7回までノーヒット・ノーランの快投。八回に惜しくもバント内野安打で快挙は逃したが、相手打線を寄せ付けなかった。
立ち上がりから最速144キロを計測した直球を主体に、アウトをつみかさねた。奪った三振は計10個。八回先頭打者が仕掛けたセフティーバントが投手の頭上を越え、二塁手の前にポトリ。懸命に処理しようとしたが、惜しくも間に合わなかった。
それでも中本は動揺せず、1死一、二塁から連続三振でピンチを脱出した。終盤は右足がつったようなしぐさを見せながらも、先発としての役割を十分に果たした右腕。最終回はドラフト候補のエース・主島大虎投手(3年)が、3人でピシャリと締めた。