“ヘリコプター”馬越3試合連続弾で滋賀学園4強入り

ヘリコプター打法の滋賀学園・馬越大地=皇子山(撮影・山口登)
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 「高校野球滋賀大会・準々決勝、滋賀学園12-9光泉」(23日、皇子山)

 頭上でバットをグルグル回す「ヘリコプター打法」で今センバツを沸かせた滋賀学園の4番・馬越大地内野手(3年)が4打数3安打3打点。初回に3試合連続アーチとなる先制3ランを放つなど大暴れした。

 1回戦から計14打数11安打11打点3本塁打。打率・786と絶好調の馬越は「4打数4本塁打でもチームが負ければ意味はない。4番の仕事を意識している」と胸を張る。両チーム合わせて30安打の乱打戦では、3点を取られた直後の八回に1死から右翼フェンス直撃の二塁打で追加点の好機をつくった。3試合連続アーチは自身初だ。

 頭上のスイングは、センバツ時よりややスピードを落としゆったりとした形になった。「早いと相手に鋭いクイックで合わされたりするので変えました」。進化した“ヘリコプター”で春夏連続甲子園を目指す。

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