ハム大谷3年ぶりリリーフで初ホールド 鷹3連戦での先発復帰にメド
「日本ハム2-3オリックス」(24日、札幌ドーム)
投げられたことが一番の収穫になった。日本ハム・大谷翔平投手が2013年8月18日以来の中継ぎ登板で1回を1安打無失点。先発復帰への調整登板でプロ初ホールドを記録。「良くはなかったけど、投げられれば十分かなと思います」。10日・ロッテ戦で右手中指のマメをつぶして以来の実戦を無事こなし、一安心した。
先発を回避した自身の代役、加藤が5回1失点と好投。1点リードの六回からマウンドへ。「(緊張感は)ありました。加藤さんの勝ちを消さないようにと思って投げた」。ただ慣れないリリーフ登板で制球に苦しんだ。
先頭のT-岡田に左中間フェンス直撃二塁打を浴び、さらに四球などで1死一、三塁とピンチを背負った。それでも後続を抑えて無失点。最速は156キロ止まりも、「指は大丈夫」と安どの表情を浮かべた。
栗山監督は「フォームがばらついてたけど、ボールを投げられる確認ができた」と及第点を与えた。29日からのソフトバンク3連戦での先発復帰へメドは立った。