新たに9校甲子園切符、明徳義塾は7年連続 八王子学園八王子は同市初

7連覇を決め、喜ぶ明徳義塾ナイン
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 第98回全国高校野球地方大会は27日、各決勝が行われ、新たに9校が代表に決定した。高知は明徳義塾が7年連続18度目となる優勝を果たした。

 【埼玉】花咲徳栄 2年連続4度目

 聖望学園を6-0で下した。甲子園の大会出場は春夏合わせて3季連続。今秋ドラフト候補の最速152キロ左腕高橋昂也投手は4安打完封。今大会通算で6試合37回無失点、52奪三振、防御率0・00と驚異的な成績だった。

 【西東京】八王子学園八王子 初出場

 準々決勝で昨年優勝の早実を破った勢いをそのままに、決勝でも東海大菅生に5-3で延長11回の激闘を制した。八王子市からは初の甲子園出場校となる。

 【石川】星稜 2年ぶり18度目

 雨のため26日から1日順延して行われた。日本航空石川に7-5で勝利。一時は1-4とリードを許したが、七回に4点を奪い逆転。八回に同点とされた直後の攻撃で勝ち越して、栄冠を手にした。

 【福井】北陸 24年ぶり3度目

 福井商業との接戦を6-5で制した。二回に4点を先制したが福井商業も同点に追いつく。六回に再びリードを奪って振り切った。

 【静岡】常葉菊川 3年ぶり5度目

 プロ注目のスラッガー栗原の高校通算48号本塁打などで袋井を12-0と圧倒した。

 【滋賀】近江 2年ぶり12度目

 雨で26日から1日順延された。3-0で高島に完封勝利。

 【鳥取】境 9年ぶり8度目

 序盤から打線が爆発し、米子松蔭を19-4で破った。

 【高知】明徳義塾 7年連続18度目

 序盤から着実に明徳義塾が得点。九回に中村に2点差に迫られたが4-2で振り切った。

 【宮崎】日南学園 2年ぶり8度目

 宮崎商を1点に抑え、5-1で優勝した。

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