市尼崎12年ぶりの決勝!楽天・池山コーチ出場以来の甲子園に王手
「高校野球兵庫大会・準決勝、市尼崎5-3社」(27日、姫路ウインク球場)
市尼崎が12年ぶり5度目の決勝進出を決め、楽天・池山打撃コーチが出場した1983年夏以来の甲子園に王手をかけた。
平林弘人投手(3年)が12奪三振完投。四回には藤井倭外野手(3年)が左越えソロを放ち、2点差まで迫られながらも粘り勝った。平林は「三振は意識していない。詰まらせて打ち取ろうと思っていた」と振り返った。
5回戦で西宮今津と延長十五回引き分け再試合。準々決勝・報徳学園戦を含め3日間で計301球を投げた右腕が、中1日の登板でも持ち味を発揮した。
竹本修監督(52)は「平林で行けるところまで行こうと。あいつの勝ち気を信じていた」と信頼し、決勝に向け「優勝を狙っている」と自信をみせた。