ロッテが今季7度目のサヨナラ負け 打戦組み替えも実らず
「オリックス2-1ロッテ」(28日、ほっともっと神戸)
大歓声に、ロッテ・伊東監督はクルリと背中を向けた。今季7回目のサヨナラ負け。指揮官は「最後は仕方ない」と振り返り、こう続けた。「併殺打ばっかり…チャンスであと1本が打てなかったな…」。
前日27日は7年目の山田にプロ初星を献上。七回途中まで得点はわずか「1」で、その試合後「若いのが自信なさげに打っていた。刺激策を与えねば」と話していたが、この日即実行。中村と加藤を外し、岡田と細谷をスタメン起用した。
三回に角中の適時打で先制したが、好機にスカッと1本が出ない。八回にデスパイネ、九回には田村が併殺打。この夜も得点は「1」だった。「打線がチャンスを作るけど、あと1本がね…」ともう一度言い、最後は「また明日から」と切り替えた。