中日・伊藤、4年ぶり勝利「多くの方々に支えていただいた」
「阪神1-3中日」(29日、甲子園球場)
中日先発の伊藤が、5回1/3を投げて1失点で、2012年9月22日の阪神戦(甲子園)以来、4年ぶりの勝利を挙げた。ヒーローインタビューでは「この勝利を挙げるまでに本当に多くの方々に支えていただいたので、そのみなさまに感謝の気持ちを伝えたい」と、サポートしてくれた周囲に感謝した。
今季2度目の先発で、好調の阪神打線を封じた。「本当に好調な阪神打線だったので、気持ちだけは負けないようにと思って入りました。野手の方にすぐ点を取っていただきましたし、その後しっかりつないで下さった中継ぎの方に感謝するだけです」と謙虚に語った。
2013年秋に右肘の手術を受け、14年から背番号が「18」から「65」に変更となった。それでも諦めることなく、1軍での勝利を目指してきた。
次回の登板に向けて「僕は一戦一戦、全てをかける思いで投げていくだけですので、全力で投げていきます。頑張ります」と、言葉に力を込めた。