DeNA、19得点で広島圧倒 筒香2発含む5発
「広島3-19DeNA」(29日、マツダスタジアム)
DeNAが5本塁打を含む24安打、19得点で広島を圧倒した。先発全員安打で、安打、得点ともに今季最多。チームは勝率5割に復帰した。
初回、筒香の30号3ランで先制。3-1の三回にはロペスが20号2ラン。四回には、筒香がこの試合2本目となる31号3ランを放って、この回で広島先発・野村をKOした。
さらに五回には、桑原が2番手・オスカルから左越えに7号3ラン。ロペスの左前2点適時打、倉本の左前適時打も出て、この回6点を奪った。六回には梶谷の7号満塁本塁打などで5点を追加した。
先発の石田は7回2失点で7勝目(3敗)を挙げた。ヒーローインタビューでは「(広島は)勢いのあるチームなので、点取られても粘り強くと思って投げた。筒香さんを筆頭に、本当に打ってもらったので、楽に投げることができました」と援護に感謝。故郷・広島での勝利は初めて。家族の前で快投し「ここで勝つことは、プロに入って目標としていたことなので、すごくうれしい」と喜んだ。
広島は今季ワーストの19失点で完敗。リーグトップの12勝を挙げている先発の野村が4回8失点と崩れ、3敗目を喫した。