張本氏、ノムさんへのバット報復を告白「あんまりささやくんで」
野球解説者の張本勲氏が31日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8時)の人気コーナー「御意見番スポーツ」で、現役時代に打席でのスイング後、当時の捕手だった野村克也氏にわざとバットを当てたことを告白した。
24日の中日-ヤクルト戦(ナゴヤドーム)では、中日・杉山翔太捕手がヤクルト・バレンティンのスイングしたバットを頭に受けて昏倒(こんとう)し、救急搬送された。張本氏は「私はわざとやったことがある」と話し、その相手が「先輩の野村さん。あんまりささやくんで…」とバッターに話しかけ、集中力を切らそうとする“ささやき作戦”を常とう手段とする、野村捕手への報復だったことを明かした。
今回の杉山は捕手用のヘルメットを装備しながらも、バレンティンの強いスイングによりかなりの衝撃を受けたが、張本氏は「野村さんはヘルメットをかぶってなかった。(自分は)ちょっと手加減しましたけどね」と付け加えた。