春夏連覇かかる智弁学園が甲子園練習 エース村上は「チームが勝てる投球を」
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第98回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が1日、スタートし、春夏連覇がかかる智弁学園が練習を行った。センバツ、高松商との決勝戦でサヨナラ安打を放ったエース・村上頌樹は「楽しいですね。いいイメージが大きいです」と、その時以来の甲子園の雰囲気を楽しんだ。
周囲は春日本一のチームという見方をするが、村上は「(6月の)春の近畿大会決勝で、履正社に負けてます。上には上がいる、ということを気づかされた」と、慢心することなく夏に臨んで、奈良県大会を勝ち抜いた。
岡沢智基主将も「(後半4イニングに登板した履正社のエース)寺島は変化球を2球しか投げなかった。手を抜いて“ど突かれ”た感じですね」とその試合を思い出す。
履正社へのリベンジが、チームのモチベーションとなっている。村上は「チームが勝てるピッチングをしたい。エースがしっかりしていれば、チームは乗っていける」と、1戦必勝を誓った。