巨人、ドラ1候補に花咲徳栄の高橋昂が急浮上
巨人は1日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋のドラフト1位候補に花咲徳栄・高橋昂也投手(17)を加えた。山下スカウト部長は「春とは別人。(将来は)軸になる投手になってくる」と絶賛した。
6月中旬に行われたスカウト会議では、8人いた1位候補の中に高橋は名を連ねていなかった。だが、今夏の埼玉県大会での投球で評価が急上昇。横浜・藤平尚真投手(17)、履正社・寺島成輝投手(18)と肩を並べる存在となった。
山下スカウト部長は夏の甲子園に出場する3投手について「大舞台でどういう投球をするか。ああいうところでいい投球をするのは、力があるということだからね」と、結果にも注目。“スター性”も加味して、序列を決める方針だ。
現在、1位候補は9人。最終的には創価大・田中正義投手(22)らとの比較になるが、左腕不足というチーム事情もある。甲子園での活躍次第で、高橋が最有力候補となる可能性も出てきた。