女子マネだけじゃない!大分、大胆な内野守備位置にも注目
第98回全国高校野球選手権大会(7日開幕・甲子園)の甲子園練習が2日、甲子園球場で行われ、大分(大分)の女子マネジャー・首藤桃奈さん(3年)がユニホームを着て練習補助を行い、大会関係者に制止される一幕があった。大会規定では女子の出場を認めておらず、甲子園練習でも準じる形を取っていた。だが甲子園練習の手引きに男子、女子の明記がなかったため、“史上初めて”甲子園のグラウンドに女子が立った。
大分は大胆な内野の守備位置でも目を引いた。一塁手が通常の一、二塁間の位置に、三塁手が三遊間に構える。一、三塁線が大きく空くことになるが「確率を考えてのこと。県大会でもハマった」と松尾篤監督(43)。女子マネジャーがユニホームを着てグラウンドに入ったことについては「一緒に頑張ってきたので、グラウンドに立たせてやりたかった」と話した。