ソフトバンク和田、リーグ単独12勝 6日にもM点灯
「ソフトバンク3-2日本ハム」(5日、ヤフオクドーム)
マウンドで感情をあらわにした。「自然とスイッチが入ったんでしょうね」。別人のように穏やかな表情で、ソフトバンク・和田は大きな意味のある白星を振り返った。
2位日本ハムと2週連続の直接対決。前週は有原との投げ合いを制したが、先制されたのは和田だった。「今回は」との意気込みもむなしく初回2死から中田に先制2ランを献上。それでも気持ちには余裕があった。「調子が良すぎて自分を過信した。でも、あれで逆に気が引き締まった」。二回から八回まで散発3安打、10奪三振。球宴明けは3戦3勝でリーグ単独トップの12勝目を挙げた。一時は3まで迫られた日本ハムとのゲーム差は6。チームは8月に入り無傷の4連勝だ。6日に勝つか引き分ければ、3連覇へのマジックナンバーが点灯する。