「ＤｅＮＡ６－４中日」（６日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡが逆転勝ちでリーグ３番目となる５０勝到達となった。

　４点ビハインドの六回、倉本、後藤の適時打で３点を返すと、八回にはこの回から登板した岩瀬から２安打と野選で無死満塁の絶好機をつくり、高城が右翼に適時打を放ち、同点に追い付いた。さらに満塁で続く桑原が左翼線へ勝ち越しの２点適時打を放ち、逆転に成功した。

　勝ち越し打の桑原は「同級生の高城がつないでくれたので、ここで打って２人でお立ち台に立ちたいと思っていた」とアピール。同点適時打の高城は「流れを変えようと必死に打ちました。三振が多いのでまずは前に飛ばそうと、思い切り打ちました」と振り返っていた。

　中日は序盤で４点を奪い、試合を優位に進めたが、打線は三回以降は２安打に抑え込まれ、追加点を奪えなかった。