ヤクルト山田 骨挫傷で登録抹消…真中監督は10日間の早期復帰に期待
ヤクルトに今季最大の衝撃が走った。孤軍奮闘してきた山田哲人内野手(24)が10日、名古屋市内の病院でMRI検査を受けた結果、左第8肋骨(ろっこつ)骨挫傷と診断され、登録を抹消された。7月30日巨人戦(東京ドーム)の第4打席、田原から背中に受けた死球が原因という。山田は「死球の後の筋肉が固まった感じは良くなってきていたが、昨日の(試合前)フリー打撃の時にブチッときた。しっかり休んで早く戻れるようにしたい」と話し、試合前に帰京した。
川端チーフトレーナーは「骨挫傷というのは骨折やヒビの手前」と説明。真中監督は「去年のように優勝争い中なら、抹消せず代打待機させていたと思う。今はそこまで無理させる必要はないと判断した。(再登録まで最短の)10日間で完璧になって、戻って来る可能性も十分あると思っている」と、早期復帰の期待をかけた。
既にシーズン規定打席はクリア。2年連続トリプルスリーに向け、打率・329、33本塁打をマークしているが、盗塁はまだ27個。最短20日に復帰すれば、残り27試合で3盗塁成功させなければいけない。DeNA・筒香と争う本塁打、打点のタイトルについては痛いブランクになる。