由伸巨人、初物に苦戦で小休止 阿部の連続試合安打23でストップ
「巨人4-5DeNA」(11日、東京ドーム)
巨人はあと1点が遠かった。打線が初対戦のペトリックに苦戦し、同一カード3連勝はならず。4番・阿部の連続試合安打も「23」でストップした。高橋監督は「前半に相手を攻略できず、1点でも少なく抑えなくてはいけないところで取られ、こういう結果になった」と唇をかんだ。
7月2日のヤクルト・デイビーズ、同7日の阪神・青柳など、初モノに黒星を喫している巨人打線。この日はペトリックの内外角を広く使った投球に的を絞ることができず、六回まで無得点。主導権を握れなかった。
5点を追う七回に、2死から村田が14号ソロ。さらにギャレットの左中間二塁打でペトリックをマウンドから引きずり降ろすと、2番手の加賀にも集中打を浴びせ、1点差に迫った。だが、反撃はここまでだった。
投打がかみ合い、破竹の勢いで白星を積み重ねてきたが、ここで小休止。それでもチームに悲壮感はなく、阿部は「チャンスメークができなかった。また明日から」と気持ちを切り替えた。