日南学園、160センチ左腕が好リリーフ 直球120キロ台も抜群制球力で勝利

最後の打者を仕留めガッツポーズを決める日南学園・森山=甲子園(撮影・開出牧)
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 「全国高校野球・2回戦、日南学園6-4市和歌山」(15日、甲子園球場)

 日南学園が逆転勝ちで3回戦に進んだ。先発した背番号11の蓑尾陸投手(3年)が3点を失い二回途中降板したが、2番手でマウンドに上がった主将のエース左腕・森山弦暉投手(3年)が三回以降を1失点に抑える好リリーフ。打線は五回に同点に追いつき、六回に二死満塁から相手の打撃妨害と押し出しで2点を勝ち越した。

 身長160センチのエース・森山は初戦・八王子戦でも8回無失点と好投した。直球は120キロ台ながら制球力は抜群。球を低めに集め、走者を出しても慌てない堂々のマウンドさばきで勝利を呼び込んだ。森山は「早い回での登板になったけど、心構えはできていた。初戦より球の伸びが良かった」と試合を振り返り、「目指しているのはもっと上。次も目の前の相手を倒すことに集中したい」と意気込んだ。

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