ロッテ、QVCマリン大変身プラン「海の見える球場」へ
ロッテ・山室晋也球団社長が15日、本拠地・QVCマリンを「海の見える球場」に改築する構想を明らかにした。
今季ロッテは観客動員数が絶好調。14日までの主催54試合で117万8917人と昨年同時期比20%増で、バレンタイン監督時代の08年に達成した年間160万1632人に迫る勢いだ。山室社長は「ファンの方々に感謝し、還元していきたい」と本拠地の大変身プランをぶち上げた。
外野席後方の壁をぶち抜けば、砂地から東京湾を望む、日本で唯一の「海の見える球場」となる。新たな観客席の設置で、さらなる観客増とファンサービスが可能だ。
山室社長は6月、大リーグ・ジャイアンツの本拠地「AT&Tパーク」を視察。右翼席後方がサンフランシスコ湾で、場外弾が海に飛び込むことで知られる同球場に強い刺激を受け構想の着火点となった。実現には多くの「壁」があるが、ぶち抜けば新生マリンが誕生する。