北海が22年ぶりの8強 イケメンエースが4安打1失点

最後の打者を打ち取り指を差す北海・大西健斗=甲子園(撮影・山口登)
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 「全国高校野球・3回戦、北海4-1日南学園」(17日、甲子園球場)

 全国最多37回目出場の北海が、22年ぶりの8強入りを果たした。主将でエースの大西健斗投手(3年)が初回に1点を失ったものの、その後は最速143キロを計測した力強い直球と鋭いスライダー、カーブを武器に安定感抜群の投球。球数わずか92球で4安打1失点、しかも無四球で完投した。

 打線は同点の八回1死二塁から、公式戦で初めて4番に座った佐藤大雅捕手(2年)が左中間へ勝ち越し二塁打。続く5番・川村友斗内野手(2年)が右翼ポール際へ2ランを放ち、日南学園を突き放した。

 インターネット上などで「イケメン」と話題のエース・大西は「普段通りに投げられた。甲子園で2勝できてうれしい。次も勝って準決勝に行きたい」と聖光学院との準々決勝に向け意気込んだ。

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