巨人・長野、意GのV打 鯉と7差「まだまだ諦めていない」
「中日2-3巨人」(18日、ナゴヤドーム)
意地の一振りで勝負を決めた。同点の九回2死二塁、巨人・長野が勝ち越し適時二塁打。首位・広島とのゲーム差を7に縮め「良かったです。来たボールをきっちり打とうと思いました」と淡々と振り返り、汗を拭った。
歓喜の始まりは九回2死からだった。代打・堂上が三塁線を破る二塁打。「タケちゃん(堂上)が頑張って出塁してくれて、なんとかかえしたい思いで打席に入りました」と長野。又吉の4球目、147キロ直球を右中間にはじき返し、左翼席のG党からこの日一番の歓声がこだました。
16、17日の2試合で打点は村田の2夜連続弾のみ。村田はこの日も1-2の六回に同点二塁打を放ったが、孤軍奮闘のベテランに選手会長が続いた。高橋監督は「あとがないところで2人(堂上と長野)がいい打撃をしてくれた」と称賛した。
今季は不調もあったが、本拠地での早出特打や内田打撃コーチの指導などで復調。これで12試合連続安打とし、8月の打率は・333。入団から一昨年まで5年連続で8月の打率3割超え。昨年は低調だったが、夏男が復活した。
2カードぶりに勝ち越し、19日からは本拠地で阪神を迎え撃つ。長野は「まだまだ諦めていない。ゲーム差はあるけど、一試合一試合必ず勝つつもりで頑張ります」と高らかに宣言した。
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