DeNA筒香が36号決勝弾 ラミレス監督も「大きかった」
「中日1-2DeNA」(20日、ナゴヤドーム)
DeNAの筒香が6試合ぶりの1発で試合を決めた。初回、右翼席中段に突き刺さる36号決勝2ラン。「自分のバットでチームに勢いをつけたいと思っていた」。
ここ5試合は、14打数1安打7四球という内容だった。相手投手からは四球OKで、内角を厳しく突くボール球、外角に低めに際どい球を投げ分けられた。
「そこを追いかけてもしようがない。できることは決まっている。(相手の攻めに)左右されないように、対応していきたい」。この日は中日・小笠原の内角に入る失投を見逃さなかった。
投げては先発の山口が九回途中まで1失点。139球の熱投だった。「4番の1発が決勝点につながるように頑張った」と胸を張る。
ラミレス監督は「筒香の1発は大きかった。一本出て、次につながっていければと思う」と目を細めた。