巨人・大竹寛、愛息パワーで7年ぶり2桁K 16日に第2子誕生
「巨人3-0阪神」(20日、東京ドーム)
充実感が漂っていた。巨人・大竹寛が8回3安打無失点で5勝目。10奪三振は、09年9月以来自身7年ぶりの2桁奪三振となった。チームは3連勝で、貯金を今季最多の10とし「なんとか粘って八回までいけました」と、お立ち台で汗を拭った。
初回にいきなり1死三塁の場面を迎えたが、高山を二ゴロ、福留を中飛に打ち取り、ピンチを脱出。序盤は制球が定まらない部分もあったが「序盤の粘りが合ってきて、コースにも決まってきた」と、五回以降は走者を1人も出さなかった。
16日には、杏里夫人の実家のある愛知県で第2子となる次男が誕生。出産には立ち会えなかったが、約2時間ほど会う機会ができ、夫人似という愛息からパワーを授かった。「電話します。『勝ったよ』と。嫁さんも頑張ったので、生まれて1つ勝てたのは良かった」と安どの表情を浮かべた。
チームは阪神戦5連勝で、2カード連続の勝ち越しも決定。「投げる試合は好投が条件。ジャイアンツにはそのために来た」と大竹寛。古巣・広島を追い抜くために、2児の父が右腕を振り続ける。
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