オリックス、ピンクユニ0勝 4時間58分激闘も…本拠地負け越し決定

 「オリックス4-4楽天」(21日、京セラドーム大阪)

 最後の打者のオリックス・伊藤が右飛に倒れ、4時間58分のロングゲームは徒労に終わった。3点を追う八回に小島、ボグセビック、伊藤の3連続代打で1点差に迫ると糸井は同点打。さらに2死満塁でT-岡田に期待がかかったが三邪飛。ため息がドーム内に充満した。

 九回以降はわずかに1安打。サヨナラの好機をつくることさえできなかった。福良監督は「よく追いついたけど、(八回)あそこで追い越さないと」と振り返った。

 この日は「オリ姫&オリ達デー」としてピンクのチェック柄ユニホームで臨んだ。過去3試合は敗戦。最後の試合は負けなかったが、1度も勝てない不運アイテムとなった。このユニホームは発表時にあまりの奇抜さに海外メディアまで取り上げたほど。福良監督は当時から「ありえない。その日は休もうかな」と拒絶反応を示していた。

 今季初の引き分け。これで京セラドームでの試合は17勝28敗1分け。10試合を残して本拠地負け越しが決まった。

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