作新学院が優勝一夜明け喜び…エース・今井には祝福メッセージ400件
第98回全国高校野球選手権大会で54年ぶり2度目の優勝を飾った作新学院(栃木)が決勝から一夜明けた22日、大阪市内の宿舎で喜びを語った。
祝福の連絡が殺到した小針崇宏監督は「まだ実感がわかない。あらためていろいろな人に感謝しよう、と選手には伝えました」としみじみ。新たな目標については「まずは(来夏)栃木大会の7連覇。甲子園に来られたら、優勝を考えたい」と、意欲を示した。
今秋ドラフト1位候補右腕・今井達也投手(3年)は「昨日のミーティングで、日本一になった実感が出てきた」と笑顔。携帯電話にはお祝いのメッセージが約400通も届き「返信は結構大変です」と、うれしい悲鳴をあげた。高校日本代表に選出され、24日は合宿に合流する予定。栃木にはつかの間の帰省となるが「(甲子園大会中は)一度も顔を見ていないので、家族には感謝を伝えたい」と、ほおを緩めた。