DeNA3位譲らん!ラミ監督今季目標をCS進出に再設定
「DeNA11-5巨人」(26日、横浜スタジアム)
これまでの貧打っぷりがウソのような猛攻だ。
DeNAは初回、2死一、二塁から宮崎、梶谷、倉本、戸柱、石田、桑原が6連続適時打。先制攻撃がモノをいい、7月29日以来の2桁得点。カード初戦勝利も同日以来だ。
気持ちがつながり、打線がつながった。宮崎は「カジの状態がいいのでつなぐ意識でした」。梶谷、倉本は「流れに乗ることができた」と声をそろえた。戸柱は「自分もつなぐ気持ち」。桑原は「みんながつないでくれて、勢いに乗れた」と締めくくった。
ラミレス監督は今季の目標を再設定した。「現実的に厳しい数字になっている。どうやったらCSに出られるかというところにシフトしないといけない」。優勝の2文字を捨てた。球団史上初のCS圏内死守を公言した。
ここ10戦は2勝8敗。全試合で3得点以下だった。「それでもAクラスにいる。みんながいいシーズンを過ごしてきたから。これからも頑張ろう」。試合前のミーティングで選手と新たな目標を共有した。つながった打線。気持ち一つに、CS出場権を獲る。