ロッテ・サブローが引退 日本一を2度経験し「幸せな野球人生でした」
ロッテは31日、サブロー外野手=大村三郎=(40)が今季限りで現役を引退することを発表した。プロ通算22年で1781試合に出場し、1362安打、127本塁打、打率・265、655打点、78盗塁を記録している。
サブロー外野手は94年のドラフト会議で、PL学園高校から1位指名されてロッテに入団。以後、その確かな守備と俊足巧打でチームの中心的選手として活躍した。11年にはシーズン途中でロッテから巨人に移籍したが、翌年にはロッテに復帰した。
昨年から出場機会が激減し、36試合にとどまり、契約更改では年俸50%ダウンを飲んで今季に賭けていた。しかし、若手の台頭もあり、開幕からファームでプレーしていた。
サブロー外野手は「千葉ロッテマリーンズで05年に31年ぶりの日本一など、日本一を2度経験することができた。幸せな野球人生でした。それはすべて、どんな時も応援してくれたファンの皆さま、そして関係者を含め、いろいろな形でサポートしてくれた方々のお陰だと思っています。感謝をしています。22年間、本当にありがとうございました」とコメントを出した。
正式な引退発表は9月1日にQVCマリンフィールド内で行われる予定。