日本ハム・大谷、逆転Vへ「中0日二刀流」解禁!6日に先発復帰、7日野手出場へ
日本ハム・栗山英樹監督(55)は6日のロッテ戦(旭川)で先発復帰する大谷翔平投手(22)を翌7日に野手で出場させる「中0日」起用を検討していることを明かした。
優勝争いが佳境に入り“大谷リミッター”の解除が視野に入った。北海道へ移動した栗山監督は「(先発の)次の日、野手の可能性はあるよ。翔平の体が成長し強くなっているとかいろいろある。(二刀流起用法の)マニュアルから外れているのは間違いない」とはっきり言った。
これまで中0日出場(野手出場翌日の登板、または登板翌日の野手出場)は1年目の13年に3度だけあるが、当時はベストな二刀流起用法を模索段階だった。ローテ定着後の14年以降は一度もないが、昨オフの肉体改造の成果もあり中0日出場に耐えられる体になっていると判断。旭川入りした大谷は「特に緊張はないです。1人でも多くしっかり投げられれば」と7月10日・ロッテ戦以来の先発登板へ平常心で臨む。
6日の内容が良くローテに定着すれば、21日からのソフトバンク2連戦に先発登板する可能性も出てくる。「今の翔平を見たらやれると信じている」と栗山監督。投打でフル稼働できれば、計り知れないほど大きな戦力になる。逆転Vへのシナリオは大谷の起用が鍵を握っている。