元巨人・笠原被告に懲役1年2月求刑 野球賭博事件第2回公判
巨人の選手らによる野球賭博事件で、賭博開帳図利ほう助と常習賭博の罪に問われた元投手の笠原将生被告(25)と、賭博開帳図利の罪に問われた元飲食店経営者の斉藤聡被告(38)の第2回公判が5日、東京地裁で開かれた。検察側は笠原被告に懲役1年2月、斉藤被告に懲役1年6月を求刑し、結審した。判決は10月5日に言い渡される。
検察側は笠原被告を「悪質」とし「プロ野球選手の信頼を失墜させた。厳しく処罰すべき」と断罪。同被告は「球場のロッカーや寮で毎日のようにトランプやマージャンをしていた。その延長線上で野球賭博をした。感覚がまひしていた」と振り返り「申し訳ない気持ち。もう賭博はしません」と謝罪した。