森福“1泣”、先頭打者に痛恨被弾 ソフトバンク首位陥落
「オリックス4-3ソフトバンク」(9日、京セラドーム大阪)
痛恨被弾のサウスポーは、降板後のベンチで肩を震わせた。3-3で迎えた八回。2番手で登板したソフトバンク・森福が、先頭の吉田正に甘く入った変化球を右翼席へ運ばれた。この勝ち越し弾が響いて2連敗を喫したホークスは、日本ハムに首位の座を明け渡し、8月25日以来の2位に転落した。
先発の東浜は七回を投げ終えた時点で93球だった。長打力のある左の吉田正、T-岡田を迎える場面で、工藤監督は森福の投入を決断。これが結果的に裏目に出た。
「(左の)2人を何とかしてもらいたかった」と振り返った後で「次は何が何でも低めに投げるという気持ちを持ってくれれば」と切り替えを求めた。
この日、CS進出は決まったが、最下位オリックスとの4連戦を1勝3敗で負け越した。