創価大・正義153キロ開幕星 8回2安打1失点、復活アピール
「東京新大学野球、創価大6-2高千穂大」(10日、岩槻川通公園球場)
今秋ドラフト目玉の創価大の田中正義投手(4年・創価)がチーム開幕となる高千穂大戦に先発し、8回を2安打1失点に抑えた。
右肩関節の炎症もあって4月23日の共栄大戦で途中降板して以来のリーグ戦登板。153キロもマークして四回まで完全の堂々たる内容だったが、田中に満足感はなかった。「全体的に良くなかったので、とにかく打たせて取ろうと思いました。体のキレがなく、それがボールに影響した」。87球を投げて奪三振も7つだけだった。
阪神の和田SAら幹部も含めて、中日、ソフトバンクなど視察した11球団のスカウトも、まだ復帰途上との判断。巨人の堤GMも「投げられるかどうかが一番なので、そこを見にきました。ウチの中では(評価は)最上位。しっかり秋を見ていきたい」と話すにとどめた。