東邦・藤嶋がプロ志望届提出 プロでは「投手としてやりたい」

 春夏計3度の甲子園に出場した東邦の藤嶋健人投手が16日、プロ野球志望届を日本高野連に提出した。高校日本代表にも選ばれた藤嶋は最速146キロ、高校通算49本塁打の投打で注目を集めるドラフト候補。12球団OKだが、投手にこだわる姿勢をのぞかせた。また今夏の甲子園で優勝し、ドラフト1位候補に挙がる作新学院(栃木)の今井達也投手らも提出し、プロ志望届を提出した高校生は計61人となった。

 森田泰弘監督(57)、小嶋裕人部長(55)の配慮で選んだ大安の16日、藤嶋が正式にプロ志望を表明した。

 「厳しい世界であることは分かっている。指名してもらえれば、できるだけ早く1軍でプレーできるように準備したい」

 指名してもらえるなら球団にはこだわらない。ただ、一つだけこだわりたいことがある。「投手としてやりたいと思っています」。中日などが投手として注目する一方で、希少な右打ちの大砲候補として評価する球団もある。本人も「悩むところです」と打ち明けるが、マウンドで勝負してきたという強い自負がある。出場が決まっている10月2日開幕の岩手国体で「投手としていけるとアピールしたい」と意気込む。

 今夏の甲子園後も台湾で行われたU-18アジア選手権に高校日本代表として出場。現在も国体に向けて練習を続けている。「高校から勝負したい。プロで継続して活躍できる選手になりたい」。高い志を持って、10月20日のドラフト本番を迎える。

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